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探偵の仕事と依頼
紅堂サキ(クドウ・サキ)
紅堂財閥の紅堂章仁の長女。章仁が亡くなった直後に後を継いだ。兄は早川ジン(仁)。
兄の存在を知ったのは章仁が息を引き取る直前だった。その後、ジンを東京に連れてこようとしたものの紅堂牧場が放火された際に居合わせ、ユキカゼを厩舎の中から連れ出そうとジンと一緒に厩舎の中に入るが、厩舎が崩れそうになりユキカゼに命を救われる。厩舎の中で過熱した鉄棒を誤って握り、手に大火傷を負ったために常に手袋をしている。
後にシルフィードジュニアを買い取り、白の一族を生み出した。
早川ジン(ハヤカワ・ジン) デザイン会社
章仁の実の息子ではあるがジンは章仁が母を捨てて逃げたと思っており、章仁も憎ませることでジンを成長させるしかないと思っていた。それ故に章仁は、サキに対しジンに近寄るなと命令する。
地元の居酒屋でディングルの種付けを望んでいた森川修一郎に、あくまで純国産馬に拘りディングルは強いが外国産であるという自らの考えをぶつけた。その愛馬ユキカゼ号は未出走馬だったが、彼の熱意に動かされ森川は協力を申し出る。ところがユキカゼ産駒のシルフィードが活躍し始めた矢先、ジンは紅堂牧場で火災に巻き込まれ、ユキカゼを失った挙句に煙を吸い込んでしまい、植物人間になってしまう。
その後、意識が戻ったのはダービーでマルスが優勝した直後だった。
後藤一弥(ゴトウ・カズヤ) 胡蝶蘭
フェイユンの元馬主。本作ではガンティアンの馬主である。前作風のシルフィードでも登場している。競り市で日崎静にマルスを落札されたことを根に持っている。銀行家であり「馬は商品」と考えているので余計な金はかけたくないと常々考えている。
前作ではただドライなだけでさほどの悪人には描かれていなかったが、今作ではいきなり悪役として登場し、馬守に「強欲じじい」と思われている。前作から12年の月日が流れているが、容姿はほとんど変わらず。
河原崎玄三(カワラザキ・ゲンゾウ)
名門河原崎厩舎のトップ。あまりに育成が厳しいのでついて来られない馬を何頭も潰し「死神」なる不名誉な仇名をつけられている。
捨て子であったが調教師・藤村虎一に拾われ、虎の右腕と称されるほどの技術を習得。天荒と跡継ぎ争いをしていたが、哲平にレッドドラゴンに薬物入り飼い葉を与えるよう仕向け、天荒をドーピング実行者として競馬界から追放し藤村厩舎を継ぎ、関西ナンバー1調教師と言われるまでに出世する。 オンデマンド印刷
当初は斜行癖のあるトーゴーディック号に谷村厩舎唯一の専属騎手である馬守を乗せてマルスに乗れないよう騎乗停止の処罰を受けさせようとする、またはガンティアン馬主の後藤と組んでマルスに邪魔をするなど、ただの悪役として描かれていた。だが府中3歳ステークスのあたりから1流調教師としての顔を見せ始め、すっかり臆病になったガンティアンをハードトレーニングで再生し、エルルナを破る金星を挙げた。また、肺を一度潰したハヤタを黒い幽霊と呼ばれマルスに対抗しうる実力に仕上げた。さらに敵であるはずの向井陽にエルアルコンの蹄の治療法を教えるなど、連載が進むにつれ人柄が変化していく。野々村那智の可能性を見出したのも河原崎である。 合宿免許
市村松也(イチムラ・マツヤ)
仕事師の異名を持つベテラン騎手。通称「市松」。馬守を小僧と呼び、マルスのデビュー戦ではガンティアンに騎乗し敵役を演じたが、その後はトーゴーディック号で斜行をしてしまった馬守を擁護したり、GIではアドバイスを与えている。感情を全く表情に出さないためクールな印象。ベテランだけあって分析は鋭い。
亜門兄弟(アモン) 粗大ゴミ・粗大ごみ・不用品回収
兄は真央(マオ)、弟は理央(リオ)。一卵性双生児。美形であり、女性ファンが多い。
両親を早くに亡くし、経済的事情からそれぞれ別に育てられた。真央がエルソルに騎乗、理央はエルルナに騎乗している。二人とも馬群のコントロールが得意。理央は紅堂サキの言葉に傷つき一時失踪した。四天王に騎乗するまで重賞に勝ったことがなかったため、マスコミからは「客寄せパンダ」と揶揄されていた。
向井姉妹(ムカイ)
姉は陽(ヒナタ)、妹は茜(アカネ)。向井牧場が借金で潰れたため陽は騎手になり、茜は父の弟に引き取られる。茜は昔ツバサから落馬したため、運動ができない足になった。2人は性格がまるで違うため、すれ違いの日々を送っていた。陽はエルアルコンの主戦騎手。茜は陽に対する対抗意識からマルス陣営に接近していくが、馬守の助言もあり、やはり姉は姉であるという思いから陽とエルアルコンを応援した。このエピソード中途から馬守といい仲に。
名倉十郎(ナクラ・ジュウロウ) 探偵
リーディングジョッキーであり、エルディオスの主戦騎手。父は姓こそ違うが冨良木与一。父の影響からか、騎手は一流とか競馬の神云々とやたらプライドに拘る。子供の頃、父与一が呑んだくれていたことからに与一を憎むようになった。
朝日杯3歳ステークスでは自分のプライドを優先させた結果、マルス・ガンティアン・エルソルに敗れた上に、馬を殺す乗り方をしたためエルディオスと呼吸が合わなくなり敗戦を重ね、青葉賞では父与一への乗り替わりを命じられる。だがそのレース中、与一の古い馴染みである天荒から、父が呑んだくれになった本当の理由と、エルディオスの臆病な性格を教えられ、父が自分にエルディオスの乗り方を指南してくれているのだと気付き改心する。その後はエルディオスの性格に合った走りをするようになった。
おまけページの作者コメントによると、モチーフとなったのは四位洋文(関西の若手実力派、という部分のみではあるが)。
真崎猟(マサキ・リョウ)
岩手競馬のリーディングジョッキー。一見すると、まるで拳法使いのような印象を受ける。愛馬パンドラの整体中に蹴られて出来てしまった傷が顔面にある。地方競馬を見下す中央競馬を嫌っている。
本作では馬守以外で唯一レースでマルスに騎乗している。
野々村那智(ノノムラ・ナチ)
騎手養成学校時代の馬守の友人。母を助けるため騎手になった。
初登場時は全く勝てないダメ騎手だったが、市松の怪我により代役としてハヤタに騎乗し、共同通信杯4歳ステークスに出走、マルスに勝利した。
その後は人が変わったように勝ちまくり、わずか3ヶ月でGI騎乗資格を得る31勝を突破。日本ダービーでは市村から実力でハヤタの主戦騎手の座を奪い取った。九州出身。
森川駿(モリカワ・ハヤオ)
前作の主人公で、シルフィードの騎手。最終巻のジャパンカップのみ登場。騎手はすでに引退しており、生産者として活躍している。
自ら育て上げたシルフィードの孫、エアリアルと共にマルスに挑戦する。詳細は風のシルフィードを参照。
夕貴潤(ユウキ・ジュン)
かつて闘神マキシマムの騎手であった。最終巻のジャパンカップのみエアリアル騎手として登場。詳細は風のシルフィードを参照。 菊池正太(キクチ・ショウタ)
谷建の師匠。医者に酒を止められているが構わず飲んでいる。本作では馬の診療所を経営していて、かつて面倒を見た真崎を知っている。前作ではシルフィードの調教師として登場した。
森田哲平(モリタ・テッペイ)
元藤村厩舎・河原崎厩舎厩務員。ドーピング実行者として名乗り出た直後に河原崎に解雇された。その後マルス陣営入りし、天荒に代わりレッドドラゴンの世話をしている。
冨良木与一(フラキ・ヨイチ)
名倉十郎の父。妻とは離婚したため姓が戻っている。一応騎手ではあるが減量が下手。
十郎の祖父名倉伍平に面と向かって意見を言ったところ、長い間騎手として馬に乗れなくされたので呑んだくれていたが、そのせいで減量をすると体力も落ちるようになってしまった。そのため「乗れずの与一」という不名誉な仇名がつけられた。
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